親をホームに入れる場合
親を老人ホームに入れる場合
世間体が悪いとか、ひどい子供だと思われるのではないかとか、家族としてはやはりやるせない気持ちになる事もあるかもしれません。
しかし、別々に暮らすことで新たな距離感が生まれ今までよりはるかにうまくいっているご家族も沢山います。
本当はお互いを思いやっているのに同居と言うあまりにも距離が近い事によって本当の気持ちが出せない事ってよくありますし、ちょっとした相手の一言事で腹が立っても一緒に暮らしているとどうしてもいつまでも引きずってしまう事もあるかもしれません。
離れて暮らすことによってカッと来ることがあっても、時間が経つと徐々に相手の事を理解出来たりもします。
昔から言う「味噌汁が冷めない距離」に暮らすのが本当は理想なのかもしれませんね。
親のために
やはり一般の住宅に比べると、手すりの完備やバリヤフリーなどご老人の事がしっかり考えられている作りになっていたり医療面でもしっかりと経験のあるスタッフが常駐しているなど、本人だけではなくご家族にとってもとても安心だと思います。
老人ホームに入って元気を取り戻し一人暮らしの頃や家族と一緒に暮らしていた頃よりもイキイキと暮らしている方も少なくありません。
先日も、始めは抵抗があったけど、慣れてくると同じ年代の友達も出来、一人で部屋で閉じこもっていた事が今は考えられないという方とお話する機会がありました。
その方は、「子供や孫が週末遊びに来てくれるし、友達も沢山出来て今は新しく始めたバードゴルフに夢中なんですよ。」と言っていました。
その穏やかに笑いながら話してくれた顔を見て、結果、このご家族は親孝行をしたんだなと思いました。